楽しい撮影現場

クラウドファウンディングのセミナーでプロカメラマンとして講師をしました。

実は私は、クラウドファウンディングコンサルタントという肩書きも持っているのです。
そのご縁で、公益財団法人 千葉市産業振興財団が令和6年度クラウドファウンディング活用支援として主催する
「公益財団法人千葉市産業振興財団 令和6年度クラウドファンディング活用支援事業」
集まれ!千葉市のイノベーター!あなたのアイディアと行動でロケットスタート! クラウドファンディング活用オンラインセミナークラウドファウンディング活用オンラインセミナー、で、プロカメラマンとして講師をしました。

https://www.chibashi-sangyo.or.jp/info-all/8712/

千葉市内の中小企業や創業予定者など新記事事業へ挑戦する人を支援するプログラムの一環です。
その中で15分ほど、「見え方で変わる!カメラのプロに学ぶビジュアル戦略」
というテーマで写真についてお話しさせていただきました。
写真の構図について、すぐに取り入れられることをに絞って解説させていただきましたので、
聞いていただいた方は確実に写真が上手くなるはずです。
9月7日まで無料で参加できますので日程をご確認の上、
千葉市の起業家の方はぜひご受講ください。

これまで、交流会などで自分の仕事にことについてお話しさせていただくことや、
業務として写真を撮られている方々に1on1で、
撮影方法などについてアドバイスさせていただくことはあったのですが、
一般の方向けに、その方に役立つことをお話しさせていただくことは初めてでした。
今回お話をいただいてからおよそ1ヶ月半、
一般の方はどういうことが知りたいんだろう、
役立てていただける話とは・・・
思いついたアイデアを頭の中で語りだすと、延々語れるけれども、
内容がどんどん拡散する、しかも使える時間は15分。
テーマも二転三転し、なんとか当日の朝までかかってパワポを仕上げました。

こんなバタバタまで明かしてしまってどうかとも思うところだけれども、
一般の人からプロカメラマンってどういう存在なんだろう、
そんな一から改めて考えた1ヶ月半。
仕事の現場では改めて「プロ」カメラマンなどと名乗ることはなく、
普通に「カメラマンの上原です」としか挨拶しないので、
「プロに学ぶ」とティーアップされると、
なんとも座りが悪かったのですが、
セミナー終了後、わかりやすくて良かったですと笑顔でフィードバックをいただいて、ちょっと一安心。
これはこれで楽しいかも。

写真を撮る以外のお話をいただいて、
改めて自分はプロカメラマンのいう肩書きの人なんだなと自覚。
自分では写真しか撮れないからカメラマンをしているわけだれけれども、
一般には憧れてもらえる職業の一つということを再認識して、
また日々研鑽を積んでいこうと思いました。

 

で、こんな大仕事のあった夜なのですが、
この日は夕方まで、
フランス料理の大家、ポール・ボギュースも愛用した調理器具の撮影。

ステンレスだらけの器具で大変な撮影。
実は鍋・釜・お椀の類はジュエリー・アクセサリーや化粧品の撮影よりも難しいのです。
でも現場自体は楽しい現場で、仕事をしているのやら遊んでいるのやら・・・
こんなことがプロカメラマンとしての自覚を下げていたのだなと自覚。
そういえばこれまでも他の仕事で「今日も楽しい撮影ありがとうございました」とお礼をいただくことがあったな・・そこじゃないだろ。
そんな感じで撮影時間が押すんじゃないかと心配したが、
むしろ、時間を巻いて終了。

無事セミナーにも参加できました。
このところパワポ作りで寝不足でしたので、
今日は久しぶりに気持ちよくゆっくり寝れます。