ジュエリー・アクセサリーの撮影例です。ブライダルリング、シルバージュエリーなど、
中にはかなり高級なラグジュアリーブランドの宝飾品もあります。
最近話題のラボグロウンダイアモンド(人造ダイアモンド)や、
サージカルステンレスなどアレルギーに配慮したアクセサリーの撮影も徐々にいただいております。
最近はウェブやカタログ、インスタグラムなどのSNSなど、
フォーマットの違う様々なメディアに対応できるように撮影する必要があり、
メディアへの理解と経験がカメラマンへも求められています。

 

 


 

 

ジュエリーの撮影というと、撮影に立ち会った経験のある方でしたら、
カメラマンにもよりますが小さな商品なのに
ライトをたくさん使ってジャングルのようなセットで、
撮影している印象をお持ちかもしれません。

 

確かに私の場合もかなりのジャングルになるのですが、使うライトは基本的に1灯だけで、
時としてダイヤの輝きを演出するなど特定の役割のライトを、1、2灯プラスします。
これを実現しているのは、長年の経験から自ら手作りした道具たち。
元々は指輪の撮影のために苦心して再作した道具ですが、
今では他の撮影でも活躍してくれています。
レフ板一枚も市販のものは使いません。

 

私のようなスタイルの人は少ないのか、お立会いいただいた方の中には驚かれる方もいらっしゃいます。
こちらとしても、よく見ているなと、逆に驚いてしまいますが。

 

このライティングのおかげで、私の写真はジュエリー写真にしてはあまり作り込んだ感じがなく、

日常の風景とコーディネートした時に馴染みの良い、自然な作風に仕上がっていると思います。

 

​ジュエリーやアクセサリーは、既にデザイナーや職人さんの仕事によって完成された作品です。

デザイナーの思いや職人さんのこだわりを素直に感じ撮って、写真に残すように努めています。

その際、これはジュエリーやアクセサリーの撮影に限ったことではないですが、デザインをよく見る力が必要となります。
美術大学でデザインの勉強をさせてもらったことが役に立っているなと思います。

 


 

撮影のお見積りに際しまして

 

撮影のご相談をいただく際、
スマホのカメラで結構ですので、
商品の写真やデザイン画などをご共有いただけますと幸いです。
いずれの商品も求められるクオリティによって、撮影時間、技術量など違って参りますが、
その中でもジュエリー・アクセサリーは、
カジュアルな気軽なものから、非常に高価なものまであり、
一口にジュエリー、アクセサリーといっても、
必要になるクオリティー感に幅がございます。

また、どの様な雰囲気の写真に仕上げたいか、
特にイメージカットは、できるだけご希望のイメージに近い写真を、
ご共有いただいて上で
ご相談いただけますと幸いです。

その後のご相談、お見積りがスムーズになるかと思います。